1990年代の情報伝達者でありヒーローでもあった
湾岸危機において、いかにジャーナリストが重要なポジシヨンを持つか、はっきり肌で理解したのがイタリアだった。直ぐに若者達をプロのジャーナリストに育成する機関か学校が必要だと検討された。
非常に個性豊かで人間らしさがあふれている素晴らしいジャーナリストが沢山いる、イタリアの記事は署名付きなので、それぞれお気に入りの記者の記事を読む事が出来る。
Vittorio Volpi ( Corriere della Sera), Alberto Ronchey,Marco Panara,Arturo Zampaglione,Vittorio Zucconi ( La Repubblica ), Ennio Caretto ( La Repubblica 後Corriere della Sera), Tiziano Terzani, Arrigo Levi 等のジャーナリスト達が日刊紙、週刊誌でペンの力を競っていた。
Enzo Biagi, Michele Santoro, Giovanni Minoli はTVのトークショウで素晴らしい活躍をしていた。あの童顔のビアジ老(「伊人は馬鹿だ」の日本からの言葉は侮辱ではなかったのです、ごめんなさい)は昨年亡くなられたが他の人達は元気に今もショウを担当している。Gad Lernerは非常にバランスの良い人で意見の相違を巧く調整する能力が飛び抜けていた。ミノーリの番組は見ていると画面から彼のツバが飛んできそうな気配、いつも激しく訴えていた、今でも。
イタリア人は人の言う事を聞かないと言うか勝手にしゃべるので大変苦労する、どなった方が勝ち、てな具合である。
Indro Montanelli, Primo Levi は巨人の星、二人ともジャーナリストと言うより作家で大分高齢(現在は共に故人)。レヴィ氏の自殺は何より残念、あまりにも無念なので独りで勝手に他殺では、、と思いこんでいる。
Licia Colo は子供達に相変わらず人気がある、今はすっかり成熟した女性になった。
これからこのプロ達のお話をお聞かせしましょう。