家のまわりを買い物がてら散歩した時のパリご近所 スナップ。
モンパルナス
我が家はこのモンパルナスタワーの近くにあります。14区なので非常に便利で快適それに治安が良いので狭いのですが、この14区から動く事が出来ません。パリ市は螺旋状の型で1区から20区に分割されていますが、足が強い人は時間さえ気にしなければ東西南北に歩けるくらいの面積。だたこの区画分割は(住所の郵便番号でばれます)例えば750に14区が入り75014となる、すぐに生活環境がわかる不都合があり、求職中の若者は要注意。家の住所がアラブ系やアフリカ系が多く住む悪名高い郊外とかだと就職に影響します。16区は面白くない高級住宅区、ヌイーも俳優や市長が住む高級区でスーパーも少なく買い物に超不便。1区はオペラ座のある区で中心街、近くには日本的スーパー、安ラーメンやおっかさん料理が食べられる日本人通り的なRue Ste.Anneがある。19区や20区は多民族地区で庶民的で面白い反面治安上注意が必要な地区。すごい大きな中華街があり、恐ろしいくらい、物価は安いのですが何せ全て中国系で、ここの郵便局職員は中国系仏人ばかり。どうも私にはパリ大学近くの中華街の方が小じんまりして親しみやすい。中国系老人も多くかわりばんこにパスポートを密入国の他者に譲っているのでは?と疑ってしまうほど。昔中華スーパー付近でこっちが日本人と解ると地面にぺッとツバを吐いた中国人が今はニコニコ笑いかけてくる様になった、この変わりよう(憎み合うには我々の外見は似過ぎている)これからこの中国系(漢系ヴェトナム、カンボジアと台湾含む)フランス人達のパワーが動き出す時がくるでしょう、日本人は残念ながら立ち遅れてしまったかも。これからもさらに有色人種の欧州入国は厳しくなる一方です。
歩いて良く行くのがSaint-Sulpice広場、そばにあるカトリーヌドヌーブのアパートで電話に出ている影が窓に見え,喜んだりしてる。私はミーハーなのでこういうのは大好き。彼女は無化粧、市場で見かける時がある。そういえばジャックペランも気さくなジーンズをはいて歩き、近くのおばあさんから『ボンジュー ムッシューウー ペラン』とか声かけられていた。何か彼のカッコイ〜白髪を見てると「ニューチネマ パラダイス」そのものだな〜と、しんみり。
ジャコメッティーの自宅けんアトリエ
私が愛するアーティストのジャコメッティー彼の自宅兼アトリエ。左は玄関にある看板で1926年から死ぬまでこの家に住んでいたと説明書き。アトリエの大きな木と緑が目につきます。
この通りの標識で Hippolyte Maindron 通り、何でジャコメッティ通りと名称しないのかな?
14区にあるHippolyte Maindron通り44番地が彼の自宅アトリエの住所。
公園側からみたアトリエで白い車影がある向かいの通りが彼の家と庭の木。何でジャコメッティ通りと名称しないのかがいつも疑問。スイス人だったからか、又パリ市と子孫が仲悪いからかな?市はこのアトリエを美術館にしたかったらしいけど、子孫に反対されたとか、残念だな〜。
アトリエの前にある小さな公園で、おじさん達が座っているベンチに私も座ってよく彼のアトリエの方を見ています。
昔学生の頃に矢内原伊作氏が東京で開いたジャコメッティ死亡追悼会に出席した思い出があります。その時、伊作氏はジャコメッティ夫人がISAKUに恋をした事実を告白され、彼のこの時の話しがとても印象に残り、ますますジャコメッティが好きになりました、作品も本人も。
モンパルナス墓地
永遠のカップル、サルトルとボーヴォワール
上は買い物にいく時の通りぬけモンパルナス墓地内でサルトルとボーヴォワールが仲良く眠るお墓の前を突き抜けます、時々立ち止まって良く見ると墓石はキッスマークの跡だらけ、二人のファンの参拝記念なのかな、今も愛されている二人でほほ笑ましい。
結婚もせずいつもアベックだった二人、、今も一緒に眠っている、、
モンパルナスの若いアーティスト達
左はFrance国のメタフォラである鶏がエッフェル塔に進化するパロディー風イラスト。アーティストらしき若者が道ばたで売っていました(買わなくても写真はOKとか)右は個展のポスターいまだに油で写実を描くアーティストがいるのが可愛いいし、モチィーフが好きなアーティーチョークなので記念にパチリ。
今パリはお茶サロンが流行、オールドイングランドティーサロン
今パリは日本茶サロンやイングリシュティーサロン、アラブティーサロン、中国茶サロンとか各国のお茶サロン(喫茶店)が沢山あります。ここは本格的なオールドロイヤルイングランド各紅茶とスコーンが出るサロン。(英国製紅茶が好きでロンドンに行った時はFortnum & Masonで各種買ったり、でも大英帝国茶器や英国調薔薇模様はちょっとネ、センスがいまいち、、)
もっともフランス人と英国人は見かけによらず仲が悪いところもあり、いわゆる「仏人のケツをなめる事が出来るほど」フランス文化を敬愛する英国人でも最近はその仏人にケチつける英国人が書いた本などが出始めました。仏銀行員のサービス態度が悪いとか、かたっぱしから悪口が書いてある(ホント?フランスは意地悪な人が多い?)
反面フランス人は「パリのディズニーランドの経営が悪化すると英国人が喜ぶ」と怒る !! んまーそう言われても日本人の私は困ってしまう。
欧州欧州EU統一と 言ってもなかなか内輪もめも多いのです。