venerdì 25 luglio 2008

NAKASONE A BAGDAD    中曽根がバグダッドへ

NAKASONE  DA  SADDAM  &   人質達

MARCO PANARA         Tokyo発

1990年10月31日付            La  Repubblica

Parlerà con Saddam
サダムと話し合い
Nakasone a Bagdad preoccupa Washington
中曽根がバグダッドに、ワシントンの心配

Sabato prossimo l'ex primo ministro giapponese Yasuhiro Nakasone, insieme ad una delegazione di parlamentari liberaldemocratici,partirà per Bagdad dove incontrerà il presidente iracheno Saddam Hussein.
E,questa, la risposta del partito di maggioranza giapponese(Ldp) all’insoddisfazione del paese su come il governo ha gestito l’intera vicenda degli ostaggi.Di fronte al viaggio di Nakasone, il Dipartimento di Stato americano si è mostrato preoccupato e ieri il portavoce del segretario alla Difesa James Baker ha fatto una dichiarazione ammonendo l’ex primo ministro di Tokyo a non cadere nella trappola della propaganda di Saddam Hussein. Nakasone ha fatto tutto il possibile per rassicurare l’alleato di oltre oceano.

今度の土曜日に日本の中曽根元首相が国会議員自民党代表と共にイラクの大統領サダムフセインに会いにイラクに出発。
これが人質問題全行程を扱った政府への不満を持つ国民に出した与党(自由民主党)の返答である。中曽根の今回の旅について米国国防総省スポークスマンは、ジェームス ベーカーが日本の元首相に「サダムがしかける宣伝工作の罠に落ちないように」と釘を刺す宣言をした。中曽根は太平洋の向こう側にいる同盟国に出来るかぎり「心配しないように」と保証。
(略)

このMarco Panara記者の新聞記事が載った頃にはTV NEWSも同じべーカーのワシントンからの一喝?を放映していました、、ただ違う点は画面にサダムも中曽根も現れず、、太い透明なチューブや四角形の迷路で猿が実験用に何回も同じ行為をさせられ、罠に落ちそうになる映像が追加で流れていました、、他は何やらの実験で罠に落ちるハツカネズミが出演、等米国のVIDEOをそのまま放送。

自分の国がからかわれているのは、ある程度慣れてくると許す気持ち大というか、平気になりますが(それしかない、文句つければよけい面白がってもっとひどい物をばらまくでしょうから)。ただ米国は平気で面白半分に欧州に送ってきますが、ヨーロッパの人々は同じ感覚ではないので、、結果として逆効果。特に伊では(日本人の私には長い年月の米国のからかいとその傲慢さにもーうんざり)同じTV見ている人達にも同じ感情が湧きおこるという現象を計算に入れないといけないですね。

迷路の様な広報戦の始り、不透明な五角形の数多い落とし穴には罠を仕掛けた本人達が落ちてしまったようです。