mercoledì 16 giugno 2010

BALCONI ART  バルコニー アート

BELEZZA DEL BALCONE  ORTIGIA バルコニー アート 

欧州中部より北、特に英国人や北フランスに住む人々には夢であるテラスとバルコニー(イタリアでは家についてるあたりまえの物が、)そしてここシチリアではバルコニーに装飾を入れアートにまでしている、自然文化ではラッキーな土地、ただ歴史的には占領、侵略の連続だった不運な島。

VICOLO I ALLA GIUDECCAとVIA RABERINTOの交差にあるバルコニー






マスクがついたバルコニー
(1098年か1698年?)ギリシア領時代にギリシア悲劇が上演された歴史からか、バロックからか、面白い装飾があちこちに。



VIA CASTELLO MANIACE
















PALAZZO BIANCO(白い館)建築家 Bermexio のバロック様式のバルコニー








Palazzo Biancoの玄関中庭にあるテラス。建築家BERMEXIOの顔と家紋であるサラマンダ蜥蜴が彫ってある。











VIA DELLA GIUDECCA
                        
                         

Via della Giudecca にある何時代か?興味がわくユニークなバルコニー
じーと見ていたら何だか 左は菊の紋に見え、右は懐かしやラーメン丼のマークに?



VIA  MAESTRANZA
 











VIA MAESTRANZA のはずれにきたころに、ふっと空を仰ぐと、人の顔が並ぶ建築装飾のPalazzo Impellizzeri 館がある。


館を所有するシラクサ市の紋章は鷲だが何だかおどけた八咫烏に見えた


N O T O












シラクサから38kmに NOTO と言う街があります。このあたりも1693年の大地震で街が崩壊し、その後に再建築されたので当時のバロックやリベルテイー様式のバルコニーが多く残っています。自由に写真を撮るのが好きな人におすすめ。





これは壁の装飾それともバルコニー跡?何か魔除け用かな?
私の台所から見える壁に埋め込まれた小さい顔の装飾。料理をしていて気がつき ギョッとしました。(黒い影はキッチンのブラインド)


小奇麗な街ではない、でも毎日の日常生活にアートが共生している、歴史上は軍事、政治、アート、宗教面でも、足で泥靴で踏み倒され上から塗りたくられたにもかかわらず、古い物が、がんとして残っている、面白い。