venerdì 8 agosto 2008

RAPSODIA D'AGOSTO   8月のラプソディー

RAPSODIA D’AGOSTO (8月の狂詩曲)&
IO TI SALVERO(白い恐怖)

2つの映画 巨大な監視の目玉

1991年のカンヌ映画祭に黒澤明監督 Rapsodia d’Agosto (8月の狂詩曲)が招待されリチャードギアが来るかなと期待(内心はポリテイカルメンテ来るはずがないと諦めてはいたけど)何せ米政府広報がカンカンに腹立てて狂っていた時代だから、、


反面1991年度に発表には抜群 グッド ポリティカル タイミングさすが天皇、国際政治感覚が冴えていた。
特に面白かったのはTV NEWS でこの映画の紹介をしている RAI TG女性アナウサーの背景にニューと原爆きのこの巨大な目玉がジローと伊ジャーナリストを覗いてるショットが映り、、、彼女ぎょっとしていた、これは傑作メッセ―ジ。
         黒澤天皇〜目的達成で〜す。

1991年の時代は何処からか横槍バッシングがあった様ですがイタリアでは好評、今ではブログが発明されイタリアの映画好きに相変わらず高い評価を受けています(天皇見て下され、貴方を愛したイタリアの人達の高評価コメントが天国へ届きます様に)。



もう一つ面白いのは私が大好きなグレゴリーペックとイングリッドバーグマン共演1945年のヒチコック監督映画「Io ti salvero」(白い恐怖)が古い映画にもかかわらずこの1991年の時期にTVで放送され、敗戦後の日本人のトラウマや湾岸戦争で再発した感情に多極面で共通し感動的、この映画の装置にダリが描いた大きな監視の目玉のシーンが出てきます。1945年と1991年の目の主は違うのでしょうか(タイトルは白に人とか光を付けると分かり易い)ただコンテンツは共通なのでは、、




http://it.youtube.com/watch?v=NHpMAvy71rA

この二つの映画に共通の巨大な灰色の目玉のモチーフが今も目に焼き付いて離れない、、黒澤巨匠が表現したかったそのものズバリ、、、この目玉でいつまでも苦労します、、