TEATRO FENICE に OPERA の " TRAVIATA "を聴きに、午後からの開演なので、お昼は簡単なピッツア、フェニーチェ正面が見えるレストランなので安心、お客さん集まったかな?とチョロ々見ながら、ぱくつきました。盛装する必要なしで気らく。
プログラムは「椿姫」切符は我が家パリ出発前からサイト予約で支払い済み、席のコンファームが来たらそれをプリントアウトした紙を持参で充分。満席でしたが3人並んだ席が希望だったので料金は高めのプラテア、、、いざ〜
Traviata なんですが Violetta役の Jessica Nuccioさんは巨大おっぱい系のボリュームある声量で圧倒的。 Alfredo役の Piero Prettiも支障無し、、スイマセン音楽、特にオペラの知識がないのでこんな事しか、書けません。
イタリアで暮らすと大勢の日本人のオペラ歌手志望の方達に会います。
溜ってた事を、ここで告白します、、、こっちは美術系なので何かと「何かが?会わないのですが.... 」まず洋服のセンスが無いに等しい 学生の時は「金魚ちゃん」と悪口、、何でもピラピラヒラヒラ付ければいい、と言うもんじゃない、、色の選択も何じゃこの色、、とか着て来るので、そばにいるのが恥ずかしい、しゃべり方も、大げさで芝居がかった子供じみた表現とジェスチャーでうんざり.... 多分イタリア語の練習もオペラ歌詞と重ねて覚えるから、かナ〜?とも思えますが !! ま〜色々ありまして(恨み深し?)
この「椿姫」舞台装置とコスチューム,演出は好きになれませんでした。ヴィオレッタが昔のサローンの文化的な人気者、詩の朗読、絵画批評を述べる、音楽の評価を下す、人物評も含んだ文化評論家であり、花だった時代を、蹴っ飛ばし、高級売娼婦にしたところが、、いまいちネ〜
幕開きはヴィオレッタがベッドの上でネグリジェの半裸姿で男から札束をプレゼントされたり、ないしは金をどんどん巻き上げるシーンで始まります、、ヒェ〜
フェニーチェ劇場は大火で全焼した過去、あれから再建築し、昔の様に見事に復元。装飾も同じバロック・インペリア風(?)なので(好きではありませんが、、)安心しました。現代で良くここまで再現できる手工芸職人が残っていたものだナ〜と関心しました。
これが貴賓席で、かのシーシー女帝が座った,歴史的なアングルですが、SISSIと言えばイタリアTVで毎年古い彼女の映画をロミー・シュナイダー主演で再放送 ( おかげで何回も見ました) 面白可笑しく作られた映画で、フェニーチェ劇場のシーンは楽しみになりました。オーストリアから独立したいイタリア貴族達の策略(皇帝夫妻を侮辱する為に、招待されてもいかずに、貴族達の代わりに彼らの召使達をフェニーチェに出席させたエピソード)がコミックで傑作です→ https://youtu.be/EZME6w_afOQ
テアトロ・フェニーチェここでヴェルデイのナブッコ" Va pensiero, sull'ali dorate "あの有名な場面「 Oh mia patria ♬ お〜我が祖国〜♪」と歌い上げ、その瞬間に待ち合わせた様に天井桟敷からバラまいたビラに書いてあったのが「イタリア独立、、」とか、、
さ〜 Traviata の開幕、開幕で〜すよ〜 灯りが暗くなりま〜す
FE